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2004年 06月 11日
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて 蟹とたはむる 頬につたふ なみだのごはず 一握の砂を示しし人を忘れず 大海にむかひて一人 七八日 泣きなむとすと家を出でにき いたく錆びしピストル出でぬ 山の 砂を指もて掘りてありしに ひと夜さに嵐来りて築きたる この砂山は 何の墓ぞも 砂山の砂に腹這ひ 初恋の いたみを遠くおもひ出づる日 砂山の裾によこたはる流木に あたり見まはし 物言ひてみる いのちなき砂のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ しつとりと なみだを吸へる砂の玉 なみだは重きものにしあるかな 大といふ字を百あまり 砂に書き 死ぬことをやめて帰り来れり 2004年 06月 11日
「むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって。
するとある日いたちに見附(みつ)かって食べられそうになったんですって。 さそりは一生けん命遁(に)げて遁げたけどとうとういたちに押(おさ)えられそうになったわ、 そのときいきなり前に井戸があってその中に落ちてしまったわ、 もうどうしてもあがられないでさそりは溺(おぼ)れはじめたのよ。 そのときさそりは斯う云ってお祈(いの)りしたというの、 ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかわからない、 そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。 それでもとうとうこんなになってしまった。 ああなんにもあてにならない。 どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちに呉(く)れてやらなかったろう。 そしたらいたちも一日生きのびたろうに。 どうか神さま。私の心をごらん下さい。 こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸(さいわい)のために私のからだをおつかい下さい。 って云ったというの。 そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見たって。」 2004年 06月 11日
Ave Maria,gratia plena,
しあわせなかたマリア、恵みあふれるマリア Donimus tecum, あなたとともに神はおられ、 benedicta tu in mulieribus, 祝福は女のあなたと、 et benedictus fuructus あなたの子 ventris tui Iesus. イエズスに。 Sancta Maria,mater Dei, けだかいマリア、神の母、 ora pro nobis peccatoribus 罪深いわたしたちのために、 nunc et in hora 今も死を迎えるときにも、 mortis nostrae. 神に祈ってください。 Amen. アーメン。 2004年 06月 11日
何かに怯えてた夜を 思い出すのが非道く怖い
ねぇ私は上手に笑えてる? 今は貴方のひざにもたれ 悪魔が来ない事を祈ってる ねぇ“大丈夫だ”って言って 嘘みたいに私を 強く強く信じているから 貴方の腕が声が背中がここに在って 私の乾いた地面を雨が打つ 逃げる事など出来ない 貴方は何処までも追って来るって 泣きたい位に分かるから 分かるから… 残酷に続いてくこの路で 例えば私が宝石になったら その手で炎の中に投げて 邪魔なモノはすぐにでも消えてしまうの ガラクタで居させて 貴方の腕が声が背中がここに在って 私の鈍った本音を掻き乱す 気付きたくなんて無い 自分を振り切る自分を 何処まで走らせていればいい? 貴方に聞かせられるような 綺麗な言葉が見当たらない 卑屈になって叫ぶ私を 縛りつける前に 優しくなんかしないで 貴方の腕が声が背中がここに在って 私の乾いた地面を雨が打つ 逃げる事など出来ない 貴方は何処までも追って来るって 泣きたい位に分かるから 貴方の腕が 声が背中が ここに在って 2004年 06月 11日
あなたのことを 深く愛せるかしら
子供みたいな 光で僕を染める 風に吹かれた君の 冷たい頬に ふれてみた 小さな午後 あきらめかけた 楽しい架空の日々に 一度きりなら 届きそうな気がしてた 誰も知らないとこへ 流れるままに じゃれていた 猫のように ふざけ過ぎて 恋が 幻でも 構わないと いつしか 思っていた 壊れながら 君を 追いかけてく 近づいても 遠くても 知っていた それが全てで 何もないこと 時のシャワーの中で 夢の粒も すぐに 弾くような 逆上がりの 世界を見ていた 壊れながら 君を 追いかけてく 近づいても 遠くても 知っていた それが全てで 何もないこと 時のシャワーの中で さよなら僕の かわいいシロツメクサと 手帳の隅で 眠り続けるストーリー 風に吹かれた君の 冷たい頬に ふれてみた 小さな午後 2004年 06月 11日
ママ譲りの赤毛を
2つに束ねて みつあみ 揺れてた なぜだったのだろうと 今も想うけれど まだわからないよ 静かに席を立って ハサミを握りしめて おさげを切り落とした それは とても晴れた日で 未来なんて いらないと想ってた 私は無力で 言葉を選べずに 帰り道のにおいだけ 優しかった 生きていける そんな気がしていた 教室で誰かが笑ってた それは とても晴れた日で Tu… Uh… 髪がなくて今度は 腕を切ってみた 切れるだけ切った 温かさを感じた 血にまみれた腕で 踊っていたんだ あなたが もういなくて そこには何もなくて 太陽 眩しかった それは とても晴れた日で 泣くことさえできなくて あまりにも 大地は果てしなく 全ては美しく 白い服で遠くから 行列に並べずに少し歌ってた 今日みたく雨ならきっと泣けてた それは とても晴れた日で 未来なんて いらないと想ってた 私は無力で 言葉を選べずに 帰り道のにおいだけ 優しかった 生きていける そんな気がしていた 教室で誰かが笑ってた それは とても晴れた日で 2004年 06月 11日
僕がまだ小さくて、
クリスマスツリーが大きく見えた頃。 僕と君はいつも2人で遊んでいた。 でも時が過ぎてしまった。 どこからか誰かが僕たちの間に入ってしまった。 今はクリスマスツリーが小さく見える。 どこからか誰かが僕たちの間に入ってしまった。 時が過ぎてしまった。 2004年 06月 11日
遠い遠い子供の頃夢で見た景色が
一瞬フラッシュバックしたんだ 笑いながら僕の頬にキスをする少女が 君とオーバーラップして 淡い光の曇り空に フワフワな時を刻んでいく この素晴らしい 煩わしい気持ちを 真空パックしておけないもんかなぁ 絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう 永遠はいつでも 形のない儚い幻影 君と共に 僕の元に もっともっと上手にいろんな絵を描けたなら やっぱり君を描きたいな 僕にとって君とは つまりそう小さな点 そしてあらゆる総て デタラメと嘘の奥に 本当の答えが眠っている この素晴らしい 慌ただしい 人生を二人三脚で越えて行けるかなぁ どんな場面でも 僕の絵には必ず君が描かれていて 目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる 君はいつも 僕のノートに 絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう 永遠はいつでも 形のない儚い幻影 君と共に 僕の元に そしていつも 僕のノートに 2004年 06月 11日
止まった手のひら ふるえてるの 躊躇して
この空の 青の青さに心細くなる 信じるものすべて ポケットにつめこんでから 夏草揺れる線路を 遠くまで歩いた 心に 心に 傷みがあるの 遠くで蜃気楼 揺れて あなたは雲の影に 明日の夢を追いかけてた 私はうわの空で 別れを想った 汚れた世界に 悲しさは響いてない どこかに通り過ぎてく ただそれを待つだけ 体は 体で 素直になる 涙が止まらない だけど ここから何処へいっても 世界は夜を乗り越えていく そしてあいのうたが 心に響きはじめる ママのくつで 速く走れなかった 泣かない 裸足になった日も 逆さに見てた地図さえ もう 捨ててしまった 心に 心に 魔法があるの 嵐に翼ひろげ 飛ぶよ 私はうわの空で あなたのことを想い出したの そしてあいのうたが 響きだして Mu… Yeah Ha… 私はあいのうたで あなたを探しはじめる < 前のページ次のページ >
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